ご近所トラブルの事例や解決法をご紹介
弊社アパートにお住まいの方に是非見て頂きたい内容となっております!!
特に、騒音によるトラブルはとても多く、弁護士へ相談している人も少なくありません。コロナ禍以降の在宅ワークの普及によってより騒音トラブルは増えているようです。人によってはトラブルが起きても気にしないようですが、神経質な人はストレスでうつ病になってしまうケースもあります。
ご近所トラブルで一番多いのが、騒音によるものだと言われています。
そのため基本的なことですが、「共同住宅」ということを意識して生活しなければなりません。
騒音に代表されるご近所トラブルが起こる原因は、住民の未配慮や感覚のズレです。
当人は「これくらいなら大丈夫だろう」と思っていても、周りの人からすると「うるさくてガマンできない!」と感じていることはよくあります。
さらに、人はその音に気になり出すとより過敏になってくる傾向がありますので、些細なことが積み重なってトラブルになってしまうのです。
騒音トラブルについて、いくつか具体例を出して解説していきます。
マンションで暮らしていれば、上の階からの生活音が少なからず聞こえてきます。
大人が普通に生活しているくらいであれば問題ありませんが、足音ペットの走り回っている音やドアの開け閉め音は耳障りに聞こえる人もいるでしょう。
また、足音に関するトラブルでは生活習慣の違いが原因ということも。
たとえば、上の階に住んでいる人が夜勤の多い仕事をしていると、早朝に帰宅して食事の準備や風呂・トイレを使用することになります。
あなたが「上の階の人の足音がうるさくて、いつも朝早く起こされてしまう!」と感じている場合、もしかすると生活習慣が違っているのかもしれません。
■人の話し声
マンションでは人の話し声によるトラブルも多くなっています。
部屋の中で話している程度では気にならなくても、
・大きな声で電話をしている
・赤ちゃんが夜泣きをしている
このような場合は、迷惑と感じる人も多いようです。
また、マンションの廊下や共用部分で話をしている声がうるさいと感じる人もいます。
隣人同士が2〜3人集まると、時間を忘れて井戸端会議をしてしまう気持ちも分かりますが、他の住民のことも考えてほどほどにしておきましょう。
■ピアノや楽器、音楽機器
ピアノなどの楽器や音楽機器は、音量が大きいこともあってトラブルが絶えません。
大きな音を出すことについては、入居前にマンション内の決まりを通知されているはずですので、最低限のルールは守る必要があります。
マンション内のルールとしては、楽器等を演奏してよい時間帯が定められているのが一般的です。
たとえば、平日は9時〜20時、土日祝日は11時〜19時など、住民の生活に支障が出ないよう配慮されています。
ただし、時間内ならいくらでも大音量を出して良いわけではないので、注意が必要です。昨今在宅勤務をしている方も多いので配慮が必要です。
知っておきたい!ご近所トラブルの回避策
ご近所トラブルは至るところで発生していますが、実はほとんど似たような原因が多いのです。そのため、事前の対策が立てやすいと言えます。
・ペットがいる場合はあらかじめ下階の人に伝えておく
・ゴミの分別ルールを守り、清潔に住宅を保つ
・共用部分に私物やゴミを置かない
・マンションの駐車場は契約している場所以外、一時的であっても使わない
・トラブルになりそうなことは事前に管理会社へ伝えておく
ゴミ出しや共用部分、駐車場の使い方も、一歩間違うとトラブルが発生する原因になります。
共通した対策としては、第一に決められたルールを守ること。そして、住民に誤解を与えそうなときには、事前に管理会社や隣人へ周知・根回ししておくことです。
あらかじめ連絡を受けていれば、それほど気にならないものですので、適切な配慮を忘れないようにしましょう。